【レビュー報告でコシヒカリ2合】タイガー魔法瓶 精米機 5合 R レッド RSF-A100 無洗米機能つき【送料無料】

精米後のお米の理想は、欠けや割れ、ぬかが少ない状態。欠けや割れが多いと水分を多く含んだごはんになり、ぬかが残るとお米の甘さを感じなくなります。そのため、表面を削る精米方式で選ぶのが肝心です。

一升（10合）は大型で場所をとるものの、一週間分などまとめて精米したい人にぴったり。精米したお米は本体で保管できるので、米びつが必要ない点もメリットといえるでしょう。

操作性も良好です。タイガーオリジナルの「やわらか玄米」をはじめ、精米コースは11種類と豊富。白米・玄米どちらにも特化しています。設定するものごとにボタンがあるので、初見でも迷わず操作できるでしょう。2合の精米は2分15秒で完了。比較した商品の約半数が3分以上かかったのに対し、スピーディでした。

容量は少量もまとまった量も精米しやすい5合で、家族の人数に問わず使えます。コードリール式で取っ手もあり、持ち運びにも困りません。なにより家庭用精米機を買ううえで最大のネックとなる、米ぬかの処理が楽なのは魅力的。お手入れが気がかりで家庭用精米機の購入を迷っていた人は、ぜひ検討してみてくださいね。

一方、精米モードの幅広さや精米スピードなどは一般的。それでも精米モードは、3種類の分付き米・胚芽米・白米・白米みがき・上白米の7種類で、はじめて家庭用精米機を購入する際にそろっていると便利なラインナップです。

操作は、設定する項目ごとにボタンがあり直感的にわかる印象。また、2合精米するのにかかる時間が2分15秒と短い点も好印象でした。しかし、稼働音は98dB前後と大きく、お米がぶつかる音が部屋に響きます。使用するタイミングは注意したほうがよさそうです。

お米を傷つけすぎずに、白米にできる本商品。ぬかの雑味を感じることもないので、玄米をおいしく食べたい人におすすめできる家庭用精米機です。

音が大きい家庭用精米機ですが、できる限り静かな商品がよいですよね。最後は騒音計を使用し、稼働開始時から終了までの最大騒音数値を3回測定し平均を算出しました。計測環境は家庭での使用を想定して、家庭用精米機を棚の上に設置し、30cm離れた場所で行っています。

精米容量は5合。最大お茶碗10〜15杯分のお米を一度に処理できます。165〜825gの玄米に対応しているので、少量での精米も可能です。

精米したお米は、光沢のある真っ白な仕上がりです。とくに最大量の白度は高く、実際に炊飯しても白さとツヤが際立つごはんに。お米の負荷を軽減する「変速かくはん式精米」を採用しているだけあり、欠けたお米も非常に少なめです。実際に試食した5つ星お米マイスター2名からは、「ほどよい食感」「甘さを強く感じる」と高く評価されました。

タイガー魔法瓶 精米器 RSF-A100は、ぬかの手入れがしやすい商品がほしい人におすすめです。精米カゴとぬかボックスを重ねたシンプルな構造。比較した商品には構造が複雑で外す際に米ぬかが落ちるものもありましたが、こちらはぬかボックスごと取り出せて周囲が汚れるリスクが少ないですよ。「米ぬかが散らばる」との口コミは払拭しました。

象印マホービンの「家庭用精米機 BR-WA10」は、今回検証した商品のなかで唯一、精米容量が一升の家庭用精米機。一週間分のお米を精米するような、大量に精米したい人向けです。

精米したお米は、とにかく白さが際立つ結果に。炊飯すると光沢のあるごはんに仕上がり、見た目から食欲をそそられました。炊いたごはんの食感は、やや柔らかめだったものの、粒感もあり食べやすい印象です。

家庭用精米機は、白米以外にも精米が可能。なかでも、分付き米・無洗米・再精米（リフレッシュ）の3つはあって損のない精米モードです。

アイリスオーヤマの「銘柄純白づき精米機 RCI-B5-W」は、「あきたこまち」や「こしひかり」など、お米の銘柄にあわせて精米できる1台。精米度とは別にボタンがあるので設定も簡単です。