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洗濯・脱水をした衣類にスチームを当て、シワを伸ばしたシャツをサンプルと比較して評価をつけ、各商品のおすすめ度をスコア化しました。

水を入れたときの重さは898g。持った瞬間はさほど重いと感じなかったものの、1分ほど動かしているとだんだん腕が疲れてくる感覚がありました。握り手は細身で持ちやすく、ボタンを1度押せばスチームが出続けるといったメリットもありますが、やや重い点が長時間の使用に向かない印象です。

スチームが長持ちする点が魅力の本商品は、およそ13分間スチームが出続けました。服を1着かけるのに問題はなし。シワが伸びやすいレーヨンやポリエステルであれば、面積が大きいワンピースでも十分スチームをかけられるでしょう。

スチームボタンを押し続けていないとスチームが出ない仕様ですが、ボタンが本体背面にあるため握ったときに親指でしか押せません。握り手が太く握りにくいこともあいまって、指に負担がかかりやすいとモニターからの評価はいまひとつでした。

本商品はスチームが長時間出続けたのが最大の魅力。本体が大きいぶん、水のタンクが大きいため、16分38秒間使い続けられました。衣類の種類や大きさ次第では2着スチームを当てることもできそうです。

水のタンクが大きめでスチームが長く出ていたのはメリット。スチームは約12分間出続けており、ワイシャツ1着を丁寧にかけられるでしょう。シワのつきやすい綿の衣類にじっくりかけても途中で水切れを起こすリスクは低いといえます。

満水時の重さが785gと軽いことに加えて、コンパクトな大きさであるため、スチームをかけるときにかなりラクに作業できました。ボタンを押せばスチームが出続ける仕様であり、腕・手首・指への負担はかなり抑えられているといえます。

衣類スチーマーを選ぶうえで最も重要なのは、仕上がりのよさですよね。今回検証した商品のなかでとくにきれいに仕上がったのは、パナソニックの「NI-FS790」と「NI-GS410」の2商品。

まず、シワを伸ばしたい箇所をしっかり引っ張りながらスチームを当てることが重要。このとき、伸ばしたいシワが見えなくなるぐらいの力で引っ張ると、シワが伸びやすい傾向がありました。衣類が傷まないよう注意が必要ですが、やや強めに引っ張るとよいでしょう。

なお、最近では衣類スチーマーとスチームアイロンを兼用した2WAYタイプも販売されています。手軽さ・本格的な仕上がりの両方が1つで叶うものがほしい人は、2WAYタイプを検討してください。

オートバルブスチーム孔からの水もれを防ぎます。

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スチーム切換布地に合わせてスチームの温度が選べます。

手軽さは衣類スチーマーのほうが優秀。スチームアイロンはアイロン台を出す手間がかかるのに対し、衣類スチーマーは電源を入れて数秒待つだけ。朝の忙しい時間やお出かけ直前の急いでいるときには、衣類スチーマーのほうがサッと使えて便利です。

しかし、仕上がりのよさはスチームアイロンのほうが上。衣類スチーマーはシワを伸ばせますが、スチームアイロンほどのパリッとした仕上がりにはなりません。完璧にシワを伸ばしたい人には、衣類スチーマーよりもスチームアイロンがおすすめです。